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最近よくテレビで人生100年時代という言葉を聞くようになりましたが、その真偽はどうなのでしょう?

ある研究で人間の寿命が10年位延びる可能性が出てきたみたいです。それは「NMN」という物質でマウスの実験では明らかに寿命が延びているそうで、私も興味を持っています。マウスで寿命が延びるのであれば、犬猫たちの寿命も延びる可能性があり、研究者の目的はあくまで「ぴんぴんころり」だそうで健康で寿命を全う出来れば最高だと思います。

 

老化というのは「遺伝情報を保っているDNAがダメージを受けたり、細胞自体がストレスにやられたり、慢性炎症が体内で起こることで発生する現象」なのだそうです。 体内に異物が侵入した際、肉体の免疫システムは「炎症物質」を放出して熱・腫れ・痛みなどを起こしますが、これが「炎症」だといいます。炎症が治まった後でも炎症物質の放出が続くことがあり、これを「慢性炎症」と呼ぶそうです。「慢性炎症は血管や臓器の細胞を傷つけ、動脈硬化やがんなどを引き起こす可能性があることが最新の研究で分かってきた」そうです。

NMNは、正式名称を「ニコチナミド・モノ・ヌクレオチド」といい、「NADが生成される前の物質」なのだそうです。だから、これを補充することでNADが増え、老化を遅らせる様々な現象が起こるのだといいます。マウスへの投与実験では、「エネルギー代謝の上昇」が認められ、月齢17カ月のものが6カ月程度若返った状態になったそうです。それは人間に換算すると、「60歳前後の人が40歳くらいの機能に戻る」ようなものだといいます。

また、血中のコレステロールや中性脂肪の値も改善されるそうです。さらに、研究者が7年前に発表した研究によると、「糖尿病のマウスにNMNを投与したところ、すい臓肝臓の機能が改善した」そうです。他にも、加齢によって低下する「骨密度」「免疫細胞」「脳細胞」の増加にも効果があることが、2016年に証明されているんだとか。

 

ワシントン大学での臨床実験によって「人間にも効果がある」と証明された場合、実用化はいつ頃になるのでしょうか? 「1〜2年くらいの間」と研究者はおっしゃいました。「臨床実験の結果が今年の終わりから来年の頭ぐらいの間に分かれば、そう遠い話ではない」のだそうです。今井教授がNMNを使って延ばそうとしているのは「健康寿命」だといいます。「医療や介護に依存せず、自立した生活が送れる健康状態を持続させる」というのが、研究の目的なのだそうです。

 

もうすでにサプリメントとして発売されていますが,高価で良質なものでは、月に4万弱かかるみたいです。

 

2019年 1月10日 顧問 藤田 泰志