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この言葉は広島カープで炎のストッパーと言われ、
32才で鬼籍に入った津田恒美投手の座右の銘である。彼の現役時代を知っている小生としては、常に強気で真っ向勝負していたので、この言葉とは似つかわしくない印象でした。しかし内実は弱気で高校時代は小麦粉を精神安定剤と監督から渡されマウンドに立ったそうである。ある時、弱気になってカーブでかわそうとしたら、逆転打を食らって負けたそうで、その時からこの言葉を繰り返しながらマウンドに立ったそうである。

 

人間誰しも不幸が続いたり、病気をしたりした時は弱気になり、誰かに頼りたいと思っている時には、優しいそうな言葉にだまされやすいし、お金で困っている時には、儲け話をぶらさげられて、思わず飛びついてしまう。勝っているのに、ちょっとしたミスを気にしてしまい、それが自滅を誘い、結局負ける。

目の前の敵よりも、目に見えない自分の内にある敵に、私たちは何度も負けているかもしれない。

もっとダメなのは、自分の内にある敵に気づいていないことであり、どんな敵よりも手強いのに、それを攻略しようとしていない。 本当の敵が何かを知らない人というのは、その敵にとっては、都合のいいことである。

 

攻めやすい、

だましやすい、

負かしやすい…

 

自分の内の敵が、そんなことを考えているとは思えないけれど、 他人に、その敵を利用されたら、自分のうける被害は大きいと思う。

長い人生、四苦八苦という苦を甘受して生きていかなくてはならないので、その時に弱気の虫が顔を出して、イノシシが山より大きく見えたりします。

その時に「弱気は最大の敵」と、念仏のように唱えたら、不安が少しは軽減するのではないでしょうか。

 

30年12月10日  院長  藤田 泰志