さくらねこ動物病院は、殺処分ゼロ、不幸な猫ゼロを目指す地域猫活動を応援しています!
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ラグビーの五郎丸選手のキックを蹴る前のルーティンな印を結ぶ仕草が話題に

なっていましたが、流行語大賞に落選したのは残念でしたね。

 

 

ルーティンという言葉は90年代に頻繁に獣医学関係の書籍に出てきたのですが、

当時はパソコンも無いし、スペルも解らなかったので意訳して、日常的な、

あるいは一般的なの意味ではと思っていました。

五郎丸選手の印も諸説あってどれが本当なのかわかりませんが、

不動明王の印ではないかと思っています。

本人は不動明王の御真言「ノウマク・サンマンダバザラダン・センダ・マカロシャダ ・

ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン」を唱えてるのかどうかは不明ですが。。。。。

 

さて、私の休日は、疲労回復の為に内科でプラセンタの注射、整形外科で針灸と

マッサージがルーティンになっています。

プラセンタの注射はアンチエイジングの為に人医でかなり消費され、最近まで欠品中で

動物病院までは廻って来ませんでしたが、やっと入荷する様になりましたので、暫くの間、

無料で女の子の猫さんの不妊手術時の前処置として使いたいと思います。

下記のようにプラセンタの効果は色々ありますが、創傷回復促進にかなりの効果を発揮してくれると思います。

 

                          平成27年12月12日 院長 藤田泰志

先日、友人から大学時代の写真が送って来ましたが、5人とも若い、若い。

あの頃ニーチェ、ショーペンハウエルに心酔し、

ペシミズム(厭世主義)こそ最高のものと信じていた馬鹿な自分が垣間見えます。

 

釈迦が説く苦の世界と同じように見えるけど、ショーペンハウエルには

苦の解決策がありませんでした。

20才前の青二才にはペシミズムは危険な薬で

その周辺にはいつも死が漂っていた。

 

閑話休題、齢、60歳を過ぎてくると、死をもって生きるとか、

生きたまま死ぬとか、死という言葉が時々顔を出し身近に感じて、

憂鬱な気分になります。

 

ああ、哲学している自分がまた居る。

 

 

言葉遊びの哲学より、

「世の中は 食べて稼いで寝て起きて さてその後は 死ぬるばかりぞ」の

一休さんの戯れ歌の方がシンプルで良いのかもしれない。

 

動物病院の周りには、数匹の地域猫たちがうろついて、

となりの奥さんから食事を貰ってまたどこかに去っていきますが、

将来の不安も心配事も無く、何も考えてなさそうに見えるし、

毎日楽しそうに生きているのが羨ましいですね。

 

                             院長   藤田泰志

日本人の忘れ物

30数年前に会田雄次さんの「日本人の忘れ物」という単行本を

読みましたが今でも記憶に残っているロシアの諺があります。

それは「暖かさを好む者は煙を我慢しなければならない」と

いう諺で、現代人はこの事を忘れたのが最大の悲劇だと

結論づけられていました。

 

私達の子供の頃は冬の寒い時はたき火をして暖を取って

いましたが、その代わり煙が目に染みるのを我慢しなけれ

ばならなかったのです。

即ち、人々はプラスの側面には必ずマイナスの側面を

持っているという事を体験的教訓として肝に銘じて来たのです。

 

この思考法を持っていると安易に動物を飼ったり

出来ないのです。動物を飼うと可愛いいし、

癒されるし色々なプラス面がありますが、

必ずマイナス面を持っています。

食事代もかかるし、病気もするので治療費もかかりますし、

何らかの事情で飼えなくなるかも知れません。

プラス面だけ考えて猫を飼うとマイナス面が出た時に猫は

捨てられ野良猫になってしまいます。

その結果、過去において福岡県は動物管理センターでの

殺処分数ワーストワンになったのです。

 

約2000年以上前にお釈迦さまは法句経の中で

田を持てば田を憂い、子を持てば子を憂う。」と

マイナスの側面を述べておられます。

皆さんも物を一つ持てば悩みが一つ増えると

覚悟してから動物を飼いましょう。

 

10月13日     院長 藤田泰志

幸福三説

明治の文豪、幸田露伴は

努力論の中で幸福三説を主張している。

 

「惜福」「分福」「植福」の三つからなるもので、

「惜福」とは、自らに与えられた福を、取り尽くし、

使い尽くしてしまわずに、天に預けておく、

ということ。

その心掛けが、再度運にめぐり合う確率を高くする

と説かれる。

 

「分福」とは、幸福を人に分け与えること。

自分ひとりの幸福はありえない

周囲を幸福にすることが、

自らの幸福につながる、と説かれる。

 

「植福」とは、将来にわたって

幸せであり続けるように、

今から幸福の種を蒔いておくこと

精進(正しい努力)し続けること

 

過去を振り返ってみると、騎虎の勢いとばかりに

調子に乗って事業を拡大して、運を使い、

土壇場になって運が尽きて倒産、自己破産、

病気で夭折した友人、知人を散見しますが、

皆さんも心当たりは無いでしょうか?

 

愛護団体並びに市井のボランティアの人達は、

野良ねこさん達の世話から、不妊手術まで自費で

してあります。

これは明らかに植福ですので、将来において

必ず結実して福が来ると私は確信しております。

 

私もさくらねこ動物病院開院のお誘いがあった時に

まだ福が残っていると確信しましたが

果たして結果は如何に。。。。。。。。

 

                                          院長 藤田泰志

さくらねこ動物病院は九州で初めてのどうぶつ基金さんの協賛病院になりました!

「さくらねこ動物病院」は九州で初めてのどうぶつ基金さんの協賛病院になりました!

9月1日から、どうぶつ基金さんの不妊手術無料券の申し込みが始まります。

どうぶつ基金さんのHP⇒http://www.doubutukikin.or.jp/trn/campaignからご応募ください♪

どうぶつ基金さんの犬や猫の不妊手術についての説明はこちら⇒http://www.doubutukikin.or.jp/trn

 

〜殺処分ゼロの世界を目指して〜

 


私は戦争を知らない世代ですが、今年は戦後70年という節目に当たります。

家族から戦争の悲惨さと同時に、色々と戦時中の裏の部分も聞かされました。

 

戦時中、父は衛生兵(小さい時からそう聞いていました)だったので、

余り偉くなかったのだと思っていました。 現役引退後に姉から聞いた話ですが、

実は父は鹿児島の鹿屋の特攻隊に配属されていたそうですが、母が心配して

軍の上層部にいた親戚に依頼して衛生兵にしてもらったそうで、

衛生兵なら海外派兵は無かったそうです。

 

母は、戦時中長崎の波佐見に居てもどうしようもないのと、

親が口うるさかったので「長崎まで映画見に行ってくる」と噓を言って

兄、姉を連れて中国の大連まで船に乗って行ったそうで、波佐見では

行方不明と大騒ぎになったそうです。

そのうち中国から手紙が来てやっと所在がわかったそうですが、

中国でも軍のコネで石炭の販売、うどん屋、など手掛けてお手伝いさんも

何人もいて大成功したそうです。

 

そのうち豚丹毒という病気になり、当時は抗生剤も無く、三日三晩高熱で

意識不明となり危篤状態になりましたが、母は熱心な真言宗の信者でしたので、

夢枕に弘法大師様が出てこられて、「今度は助けてやる、それと余りある程の

大金を稼げるようにしてやるので、世の中の為に役立てなさい。」と言われ

熱が急に下がったそうです。

 

 

その後も大連で成功したのですが、敗戦で財産をすべて皆に分け与えて帰国

したそうで、石炭その他も軍に無償で与えたので、最後まで母と子供、祖母を

守ってくれたそうです。

それから帰国して数年後に私が生まれましたが、あの時父が特攻隊のまま

だったら、母が大連で亡くなっていたら、私は生まれてこなかったですね。

 

これだけ見ると、私は運が良いと思いがちですが、確かに子供の頃は

裕福でした。 しかし、親が商売の舵取りを間違えて、私が大学1年の時に

倒産して親戚からは私を大学にやるなどとんでもないと罵倒されたりした

そうですが、母はがんとして認めなかったそうで、私も苦学してやっと卒業

しましたが、その後貧乏のどん底でした。

 

銀行から土地、家の競売通知、闇金からの取り立てと精神的に追い詰め

られたのですが、父母は強かったですね!!

色々な経過をとり、父が65歳の時に夫婦で商売の再出発をしましたが、

その後も楽な事はありませんでした。

 

私はいろんな人に助けられ高宮で開業できましたが、ずば抜けた能力も

無いので、人より余分に働くことで帳尻を合わせられると思い、

年中無休で仕事をして、無事現役引退出来ました。

 

 

結局、神様、仏様はその人の能力以上の苦労は負わせないのだなと、

痛感しました。もしその苦労に打ち負かされたら、その人の努力不足なのだろうと。

 

国が滅んでも、教育さえ受けてれば世界中どこでも通用するというのが

母のポリシーでしたので、救われたのだと思います。

あの時、大学を中退させられていたら、野良ネコさんたちの不妊手術も

出来なかっただろうし、今どんな人生を歩んでいただろう。

 

院長  藤田泰志

子宮の顔

さくらねこ動物病院も開院して早や4か月になりましたが,

皆様のご協力で200ニャン(匹)のNeuter(不妊手術)が

終了しました。

 

興味深いもので季節によって子宮の顔が違います。

4~5月頃は6割位が妊娠しており、残りの4割は普通で

あったり、発情中であったりしました。

 

6月になると、子育ても佳境に入り乳腺がかなり張って、

開腹してみると子宮が疲弊して脆弱になっており、

触る時に緊張が走ります。

 

7月になると子育ても一段落で、乳腺は若干張って、

血管が蜘蛛の巣状になっており、切皮する時に注意を

要します。子宮は未だ回復しておらず疲労してるように

見受けられます。

一昨日、子育てに疲れたスレンダーなお母さんの

不妊手術をしましたが、条件が揃っていましたので、

0.85cmの切開で無事に手術が終えました。

切開創のサイズはこれまでで最少でした!!

 

現在 妊娠中の猫さんは 4〜5cm、位 

妊娠していない猫さんは1〜2cm位(例外もあります)と

いうところまで 切開創のサイズダウンに成功してきましたが、

これからも外猫さんたちの痛みの軽減SSI(術後感染症)予防

のために 切磋琢磨しなくてはと思っています。

 

2015年7月26日

さくらねこ動物病院  院長 藤田泰志

ボランティアさんのパッション
先日、北九州の馬島から猫の男の子一匹と女の子一匹の不妊手術に来られましたが、島民の方が小倉まで連れて来て、ボランティアさんが其処から大野城まで連れてくるというハードスケジュールでした。

AM11:30から手術を始めてPM2:00には船の最終便の関係で連れて帰らなくてはいけない状況でした。
こちらもその情熱に絆されて、痛みを少なくするように出来るだけ傷も小さくしてあげようと思い切開創1cmで終わることが出来てよかったです。

実は昨年12月に愛護団体のどうぶつ基金さんとその獣医さん達とで2日間で馬島の猫たち70数頭の不妊手術を終わらせたそうで、その時小さくて手術できなかった子達が連れて来られた次第です。これで全猫不妊手術済みになり猫たちも増加することは無いと思われます。

しかし、ボランティア団体の皆様のパッションには、頭が下がりますね、感謝の念を込めて一礼!!

院長 藤田
糸を残さない手術「リガシュアシステム」を導入しました!

猫ちゃんのことを想うと、なるべく手術の負担を少なくしてあげたい・・・

それが、たとえ野良猫でも、飼い猫でも関係なく、そうしてあげたいと想うのは 私だけではないと思います。

 

 

当院では、手術をより負担を少なくするという工夫を常に研究し推進しています。

より安全に、より負担が少なく、そしてリーズナブルに。

 

 

従来の避妊去勢手術は、卵巣子宮や精巣に繋がっている大きな血管を縫合糸(手術用の糸)で 結紮(結ぶ)ことで止血し、卵巣子宮や精巣を摘出します。

ですが、縫合糸反応性肉芽腫を防ぐためには縫合糸を使わないのが理想といえます。

そこで、体内に糸を残さないより優しく安全な手術をするために当院では、

リガシュアシステム(ベッセルシーリングシステム)

を導入することによって 体内に糸を残さない手術が行えるようになりました!

 

病院ブログ - さくらねこ動物病院

                          さくらねこ病院 院長 藤田泰志

 

毎日新聞さんに「さくらねこ動物病院」が掲載されました☆“
今日は、毎日新聞さんの取材の内容のご報告です。

3/22に病院のお披露目をしてからあっという間の3ヶ月。
前回のブログでは、100にゃんを超えました!という報告を
いたしました。

添付している新聞の画像が読めない方もいらっしゃると
思いますので  ⇓⇓⇓以下大まかな取材内容です⇓⇓⇓

「さくらねこ動物病院」は殺処分ゼロに向けてボランティア
団体の「ねこともの会」さん「こぞのえスポーツ」さんの
ご協力、また場所は動物病院だった場所を貸してくださって
いる今屋さんなど、たくさんのご協力のもとみんなで作った
愛情が詰まった病院です。

私は、65歳で無休の毎日に一度ピリオドを打ちましたが
日々「野良猫のために手弁当で手術を受けさせる
ボランティアの方々には頭がさがる。人生の後半は、
獣医師として社会貢献したい」
と復帰を決意しました。

野良猫の不妊去勢手術を専門とする病院は全国でも
数軒です。
福岡県内で2013年度に殺処分された猫4790匹のうち、
約80%の3695匹が仔猫であるため、むやみに産ませ
ないこと(避妊去勢手術をすること)しか、
今は、手段がないと考えています。