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軟酥の法(なんそのほう)

 

現代は科学万能で物質文明が合理主義と相まって進化を極めるかのように思われていましたが、人間の精神面でどうにもならない問題に直面しているのではないでしょうか。

本来は健康で幸福であるべき多くの人がストレスやノイローゼなどの精神障害で苦しんでいるのが現状です。

イメージ療法で多くの人に知られているものとして「シュルツの自律訓練法」があります。

これは「腕や脚が重くなるあるいは温かくなる」「心臓が静かに規則正しく打っている」「呼吸が楽だ」「みぞおちが温かい」「額が涼しい」といった六段階の公式を順番に自己催眠法で自分に言い聞かせて、ストレスをとり除く心身の健康法として多くの実績を上げています。

しかし白隠禅師は、これよりも二百年も昔に、「軟酥の法(なんそのほう)」というイメージ療法を創案していたのです。

 

  • 軟酥の法とは、内観法と同じく、自己暗示によって潜在意識を変えさせる精神療法である。
  • 卵ぐらいの大きさの軟酥の丸薬を頭上に乗せたとイメージする(酥とはバターのこと)。
  • 丸薬が頭上から足の裏まで流れ込んでくると想像する。
  • 方法
  • 軟酥丸は、清い色をして、よい香りがする実に素晴らしい丸薬である。
  • これが頭全体を潤し、ヒタヒタと水が浸透するように下りてきて、 両肩、両上肢、乳房、胸、肺臓、肝臓、腸、胃、背骨、尾骨まで潤すと観想する。
  • 軟酥がここまで下りてくると、すべての内臓の、
  • さらに軟酥は両下肢を温かく潤し、足の裏まで到達するとその流れは止まると観想する。
  • ちょうど、名医が香りがよく、病気にもよく効くいろいろの種類の薬剤を お湯で煎じて桶に一杯入れ、自分の両下肢をその中に漬けていると観想する。
  • 禅師いわく「この方法を何回も根気よく行えば、どんな病気でも治せないものはない。 そして立派な徳を積むことができる。さらにどんな修行でも成功しないものはない。 また、どんな事業をやっても必ず成功する。 その効果が早く現われるか、遅く現われるかは、これを行う人の熱心さいかんによるから、 一生懸命に精進せよ

 

文章で書くとイメージが湧きにくいので、youtube を見られるとよく理解できると思います。

私も療養中は痛くて動けませんでしたので、朝起きたらゆっくり座ってyoutube見ながら、瞑想して、軟酥の法をやっていました。

病気の時はネガティブな考えが、湧き上がってきますが、「軟酥の法」のお陰でほぼ完治しました。

科学万能の世の中ですが、こういう方法もあるというのを頭の片隅に入れておけば、役に立つと思います。

 

2019年 2月10日  顧問  藤田 泰志