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自律神経失調症と鬱(うつ)病

自律神経失調症はストレスが原因で自律神経の

バランスが乱れ症状が現われる病気。

うつ病はストレスが原因で、脳内の神経伝達物質の

分泌異常によって症状が現われる病気だそうです。

 

 

20数年前に親戚がうつ病になりましたが、

性格は明るくて、社交的で、誰ともすぐ友達になれる彼が

どうして病気になったのかと不思議に思いました。

 

 

その後、知人も数名うつ病になりましたが、

その方達の共通点は、衣食住も安定し、

明るくて社交的な人ばかりでした。

ある禅師の本を読んでいると面白い記述がありました。

 

そのお坊さんは人生相談を色々受けて、

鬱病の人の共通項を見つけたそうですが、

少しばかり、極端な発言もありますが、そのまま述べておきます。

 

「鬱病患者は自分の事あるいは

自分の周りの事だけ心配し続けている」そうで、

自分の身体、自分の未来など、

すべて自分が入っています。

 

鬱病の一つのタイプに不眠症がありますが、彼らの悩みは決して人類愛に

燃えている訳ではありませんので、アフリカの難民をどう救おうかと考えて

夜も眠れないという事ではありません。

 

もっぱら自分一人の悩みで眠れないのです。

「自分の都合ばかり考えて、他人の都合について考慮しない自己中心主義」

これこそがうつ病患者の一大特徴であると結論づけてありましたが、

これにはおそらく異論があると思われます。

 

そして最後に「自分についての悩み」が、身体の中に毒素を生じるのであれば、

「他人についての喜び」を考えれば身体に良薬が産生されるのではないでしょうかと

結論づけてありました。これは正鵠(せいこく)を得てるかもしれませんね。

 

私も10数年前から、中途覚醒、早朝覚醒がありますが、やはり、

その時は自分についての事ばかり考えていますね。

これからはその時に「他人の喜び」について考えてみたいと思います。

そうするとすぐに寝るかもしれませんね。

 

猫のボランティアさんは、利他的な人が多いから、

鬱病にはならないかもしれませんね。

 

そういえば思い出しました!!

10数年前に中年の女性がうつ病で何もする気力もなく、

自殺も考えたたそうですが、地域猫活動を始め、

雨の日も雪の日も餌やりを始めて、暫くして性格が変わり

うつ病もよくなり、元気溌剌になったそうです。

 

その時はそんなこともあるのだなとしか思っていませんでしたが、

今考えるとやはり利他的になると人生変わるのだなあと確信しました。

 

  2月10日   院長 藤田泰志